屋外実験施設
小動物実験施設 TECHNO CENTER
生物被害の問題解決に40年以上に渡り取り組んでいます。
- フィールド試験
- 株式会社オオヨドコーポレーションでは鳥獣害に対するお客様の切実なお悩みにお応えすべく、各種害鳥獣専用の飼育実験施設を建設して学識経験者の指導の下、侵入行動や登攀行動の生態観察から「侵入防止柵」を開発したり、餌物質や忌避物質の探索等を行い「忌避剤」を開発したりして、生物被害の問題解決に40年以上に渡り取り組んでいます。
1980年(昭和55年)より蛇族飼育実験場を建設し、蛇侵入防止柵を開発。1987年(昭和62年)には鳥獣類飼育実験場を新たに設立して鳥飛来防止装置を開発しました。以降、時代とともに変遷する様々な鳥獣害に対して、それらの生態研究から対策検討、独自製品開発へと一貫した研究開発体制を構築して参りました。
2022年2月より特定外来生物である「アライグマ」の飼養許可を環境省の承認を受けて開始しております(環境省 飼養許可No.21000355)。
- 研修会
- 電力設備に被害を与える小動物の研修会や蛇族飼育実験施設の見学会を開催。
地球温暖化に伴う生物相と生息環境の変化により、生物被害を引き起こす害鳥獣は変遷します。
今後も株式会社オオヨドコーポレーションでは「自然との調和」を大切に、
これらの課題と問題解決に挑戦を続けて参ります。
テクノセンター沿革
- 1980年
- 蛇飼育実験場建設 スネークトラップによる捕獲蛇を投入・飼育
- 1981年
- 各種防蛇実験を開始
- 1984年
- SUS金網による蛇侵入防止柵を完成し、特許申請
- 1986年
- 防蛇金網による「LS架台ヘビ昇塔防止実験」を実施
- 1987年
- 鳥獣類飼育実験場建設 カラスを対象として鳥害防止対策研究を開始
- 1992年
- 変電所構内蛇侵入防止用忌避剤の研究を開始。「レプラーMCプレート」を開発、製品化
- 1995年
- 猫侵入防止対策の研究を開始
- 1997年
- 猫侵入防止柵を完成。特許申請
- 2001年
- 電撃による鳥類防除実験を開始
- 2002年
- 鳥類防除装置「インパルサー」を開発。実用新案申請
- 2014年
- 蛇、猫、猿、その他小動物、雑草等の侵入を防止するマルチ防護フェンスの開発研究を開始
- 2016年
- マルチ防護フェンス「小動物侵入防止構造」を完成。特許申請
- 2019年
- 鳥獣類飼育実験場改修 ハクビシン侵入防止対策の研究を開始
- 2020年
- ハクビシン侵入防止柵を開発「小動物侵入防止柵の被覆部材及びこれを用いた柵」 特許取得(特許第6799875号)
- 2021年
- マルチ防護フェンス「小動物侵入防止構造」 特許取得(特許第7010497号)
- 2022年
- アライグマ侵入防止対策の研究を開始